結城 綾乃の小説置き場

とりま、色々と小説をうpします

ガーリー2

HOME ≫ 結城さんの駄作たち

魔術学校の問題児!

仲間

私はやっぱり…人を傷つけてしまう人間な―
ピロリロリン♫ ピロリロリン♫
誰からだろう…?
「…エレナ…?」

From:エレナ・バレンダ
Dear:リル・アドレンゼ
本文:今どこ? リーの寮室の子が相談してきたんだけど? リー、また何かしでかしたの?

 あぅ…。もうバレているのか…。 というか、何を相談してきたのだろう…? もしや…私が嫌で嫌で堪らない…とか?
 もし…もし、そうだとしたら…。私はやっぱり人を傷つけてしまう人なの…?
 

ガチャガチャッ

「り、リルさん! 私…私、あなたのこともっと知りたい!それで…相談も…乗りたいな?」
「ミクル…私のことをそんなふうに思ってくれてたの…嬉しい…そして…相談にも乗ってくれないかな?ぜひ」
 私がそう言うと、ミクルは顔をほんのり赤らめながら 私にこういった。
「ホントに?」
「ホントにホントだよ!」
「早速…相談に乗るよ?まずは…何があって、悲しそうな顔をしていたの?」
 ミクル…意外に、スパッって言うところがあるんだね…。
「ん…?リル…もしかして、【結構スパッって言うな…】とか思ってない?前にも言ったけど…私、人のオーラが読めるんだよ~っ!じゃなくて~…本題に入るね…?」
 私は、さっきのことを話した。
 話をすると、ミクルがわかったわかった、などという顔をしながら
「あ、あのさ…わ、私の父方のお母さん…実は有力な電気都市内の人物なの!」
 

2013年06月29日 10:43 |コメント|

心の波紋

こんなことを何回も繰り返せば、いずれは私たち人類が滅びてしまう。実際、魔物の封印が解けた年にだけ、多くの人々がなくなっている。それも、なくなる人が増え続けながら(・・・・・・・)
 そんなことを知りながら生きていくのはごめんだ! 人類は、魔物と共存すればいいのに…。
「校長先生…私たち人類と魔物は共存することはできないのですか?」
「リル…残念だけど、それは難しいわ。あなた、何ページまで読み進めたの?」
「う~ん…5ページです。」
「あら…もっと読み進めたほうがいいわ。確か、12ページに【人類と魔物の共存】について語られているわよ。」
 プディンバード校長は、私の問いに答えた後、すぐにエレナのほうへ向きなおった。
 
 そのあと、11ページを読んでみたが【人類と魔物の共存】はありえない、そもそも魔物と人類は対話できないため共存なんてもってのほかだ、などと批判の声が書いてあった。辛い現実だ。
 あぁ…。ほんと、私はstupid(バカ)ね。
 でも…そんな魔術ダメだ。もっと、副作用というか…条件がないものを作れないだろうか…?
 わ、私が作っちゃおうかな…なんて、出来るはずないじゃない。
 
「リー?どうしたの、深刻な顔しちゃって。リーらしくないわ。こっちの気が狂いそうだわ」
「あぁ…ごめん。ちょっと考え事をしていてね」
「そう…その考え事、後で聞かせてちょうだいね?…今、プディンバード校長と話し合った結果を報告するわ。どうせ、内容なんてわからないだろうから、わかりやすく簡潔に言うわよ?これからの活動に影響があるからよ~く聞いてね」
 うぅ…なにげにひどいやつだ。
「うん…」
「まず…」
 エレナから聞いた話はこうだ。
 まず、修行について。本来なら修行は必要だが、今は切羽詰って時間などないので、旅のときに魔物が出てくるだろうからその時に戦ったりすることを修行の代わりとするらしい。
 そして、旅の経路については時間がないのでエレナの案―電気都市グループが閉鎖している道を進むのだという。だが、海賊それから、電気都市グループが的に回るため、命の保証はないとのことだ。
 正直怖い…。でも、みんなに心配はかけられないから平気なふりをしなくてはならない…。
 もしかしたら、一人の方が気楽かもしれないな…。
「え、エレナっ!か、顔色悪いけど大丈夫?私、勇気がみなぎる…」
「私は大丈夫。だけど…リー…リーの方が心配だわ。顔色が悪いし…それに、声も震えているじゃないの」
 バレ…た。私ってメンタル面弱いのね。
「バレっちゃった~!でも、私は本当に大丈夫…?ごめん…私、ちょっと寮に帰るね」
「うん…」
 
 あぁ~。心配させちゃった。どうしよう。
こんなんだったら一人の方が良かったかもな…。
「リル…リル・アドレンゼさん」
「ひゃっ!?」
 とっさに後ろを向いてみると、同じ部屋のミクル・アロードがいた。
「び、びっくりさせてごめんっ!私…自慢じゃないんだけど、人が悩んでる時とかお、オーラでわかるの。変だよね…あたし。」
「そんなことない!むしろ、すごいことよ。友達思いの能力じゃない!」
「ありがとう…私、こんなこと言われたの初めてよ。と、友達に…なりません?あ、い…嫌だったら…いいよ。私なん―」
「―ミクル…すぐに、“私なんて”なんて思っちゃダメ!自分に自信を持つの!」
 
「それもそう…だね!私、誰かに叱られたことって初めて…」

 それから、ミクルは自分のことについて話し始めた。
 ミクルの母は、ミクルを産むときに亡くなったそうだ。それから数年後、お父さんも仕事中の事故で亡くなった。両親がいなくなったミクルは父方のお母さんに引き取られたのだが、ミクルはなんらかの理由で嫌われており、寮制の学校―魔術学校に事実上押し付けな入学となったのだ。
 そんなことを聞いたら…私まで同情してしまう…。可哀想だ…なんて思っていたら、ミクルが遠慮深そうに話しかけてきた。
「…あ…あの…気を悪くさせちゃってごめん…。やっぱり、私の話なんか聞いたら心が沈んじゃうよね…うん…そうだよね…」
「確かに心はしずん―」
「―ごめんなさいっ」
 ミクルはそう言って、寮室から飛び出してしまった。
 やってしまった…。せっかく仲良くなり始めていたのに…チャンスを潰してしまった。
)
私はどこまでstupidなのよ!
自分を呪いたいと思うわ…
切実に
これから…どうしよう?
ミクルを呼ぶ?

2013年06月28日 18:26 |コメント|

始まりの物語

 全く…。
 学校の授業って、なんであるのかしら? 
 ここは、魔術師養成学校。まぁ、みんなは魔術学校と読んでいるけど。ちなみに私は、魔術師養成学校の六年だ。一応、今年卒業する。まぁ、私は卒業できるがわからないが。名前はリル。みんなからはリーって呼ばれてる。
 あぁ~! もうっ! 
 私は、この退屈な図書の時間に耐えられず、バンッと音を鳴らした。
 「先生! 私、お腹痛いので早退しますっ。」
 「リルっ!リル・アドレンゼ!待ちなさいってばっ。…あぁもうっ!明日は校長室ですから覚悟しなさい」
 先生何言ってたんだろ? まぁいっか。どうせ、校長室ゆきだの、お母さんに言いつけますからねだのロクなことは言わないババァなのだから。
 っあぁ~! やっぱり、あのババァは体力がないから追ってこないな。
 なんか、探検でもしようかなぁ~? と思っていた矢先―
「お前。そこの童顔のお前じゃよ。」
「え?私童顔じゃないわよ」
「全く、自己中ジャの。まぁ良い…。とにかく、お前の目の前にある黒石に触れてもらえないじゃろうか?」
 こ…黒石って…。
「この不気味なやつ?うぇ~」
「早くっ」
 あぁも~! めんどくさいわねっ。
「こうすりゃいいんでしょ!こうすりゃ!」
 次の瞬間―
「う、うわぁ~」
 
 私はその後、庭を(のんきに)観察していたプディンバード校長に見つけられて、保健室にて休ませてもらっている。
「さて…まずは、何故あんなところにいたの、というところからね。」
「ま、待ってください!もっと重要が話があるので聞いてはもらえないでしょうか?」
私がそう尋ねると、プディンバード校長は少し顔をしかめ、それから頷いた。
「いいわよ。それで、その重要なことって何かしら?」
「はい…信じてもらえないとは思います。でも…校長先生なら何かお知りなのでは、と思いまして…。その話というのが…」
 
先生にさっきの妙なことのことを話すと、しかめっ面をしたあと私に向かって笑顔を作った(・・・)
「ふふ。私が何歳の時だったか…私はその黒石の話をお母さんから聞いたの…」
 
先生の話によると…
今から5000年前は、魔物が数多く住み着き、人々が怯えて暮らしていたんだそう。それを見かねた王が、ひとりの魔術師に魔物を封印させた、という話だ。
そして今、私がその封印をといてしまったのだ。
だが、封印は普通では手で触るだけでは解けないため、封印の魔力が弱っていた、とプディンバード校長は推測した。
「リル・アドレンゼ」
 プディンバード校長は、珍しくフルネームで私の名前を呼んだ。
 こうやって、フルネームで呼ぶときは、何か重要なときなのだ。
「今から、きたの電気都市へ行くための修行をする。そして、電気都市はスリエ(魔力)が少ないため、ちょっとした魔法を習得しなくてはならない…。」
 私一人で…そんなに重要なことできるかな…?
 私なんかが…こんな重要なことできないよ!
「せ…先生。私…自分でお越したことですが、こんなに難しいことできません!…友達と行くなら別だろうけどな…」
「じゃあ、友達と修行を重ねて行きなさい。うーん…そうね、エレナ・バレンダがいいわね。成績優秀で首席だし…それに、あなたと仲が良かったわよね?」
 あぁ…それなら…大丈夫かな?
「わかりました。…でも、エレナがいやって言ったら…どうしよう…」
「大丈夫。私は、エレナがどれだけリルのことを思っているかぐらいわかるわ。絶対に、大丈夫よ…絶対にね」
 おかげで、少しは楽になった気がする…。
 よしっ! エレナに聞いてみよう!
 
「リル…私、リルを助けたいっ―」
「ホントっ?私…すごく嬉し―」
「リーってば!早とちりしないで頂戴よ…。私の話には続きがあるの!聞いてちょうだいな…」
 やっぱり…そう簡単には受け入れてくれないよね…。
 わかってる。
 わかってるけど…何故か心が痛む…。
 何故? なんでなのよ! 私はこんなにも理解しているのに…。
「聞いてるの?」
「ご…ゴメン。聞いてなかった…。もう一度言ってくれない?」
 エレナは私の気持ちを感じたらしく、少し黙った。
 エレナは…いい子だ。私は、そこが好きだ。
 真っ直ぐで…素直で…。
「…もう一度言うわよ?私、今までリーのことは何が何でも守った。必死に。でも…今回ばかりはダメかもしれない…。ご、ごめん!」
 そのあと、竜巻のようにエレナは去ってしまった。
 よし…エレナを信じよう…。
 
次の日…。
エレナは、少し元気を取り戻していた。
しかし、私とは一度も目を合わせてくれないのだ。
やはり…プディンバード校長の言っていたことは間違っていたのだろうか…?
いや…間違っていない。
多分、エレナはエレナなりの答えがあるからこそ、この間言葉を濁したんだと思う。でも、あんなのさ…“無理”っているもんだよね。
まぁ…あんまり深く考えないようにしよう。
いちいちそんなことに惑わされていたらしょうがないんだから!
 
放課後。
エレナが、私のところにきた。
私は、エレナが心の準備が出来ていないんだ、と悟りエレナが話す時を待った。
そして…ようやくエレナが口を開いた。
「リー。私…一日考えたけど…やっぱり―」
「そ、そうだよね…。ごめんね!変なことに巻き込んで!」
「だ、だから違うって!全く…リーは早とちりなんだから!あのね…私、やっぱりリーについていくことにする。だって、リー一人じゃ勝てないと思うし―」
「うぉぉぉ!私がか弱いといいたいのかい!?そうなのかいな!」
「あのさ…勘違いしてると思うんだけど…リーってさ…何気に学年で一番…stupid(バカ)だし」
「そうですよ!リーはバカですよ~だ!」
 ほんとにデリカシーがないんだから! だから、エリートとかガリ勉とか嫌いなのよ!
「で、本題に入るわよ」
 完全に無視された…。
「リー。実はね、魔物とかっていうものは、闇の種族なのよね。だから、夜にしか活動できないのよ。あと、リーが解いてしまった魔王のやつは、特別よね。それで…活動するなら昼になるかな…?寝ているときに討伐するわ。でも、戦闘能力を高めたいから、夜のほうがいいかしらね…?で、今すぐにでも旅に出ないとやばいわ…。どうしましょうね?リル」
 きまってる…そんなの。
「もちろん、行くわ。でも、その前にプディンバード校長に相談しない?一応、スリエラからでるんだし。」
「そうね」
 
といういきさつ。なんの変哲もない、とも言えないか…。
で、今はプディンバード校長に旅の経路と作戦立てをしてもらっているのだ。
私は、よくわからないので【魔王の倒し方】という本を読んでいる。
というか、プディンバード校長が進めてきたのだ。意味がわからないと思うから、といってね。
まったく、デリカシーがないわね。デリカシーが。
「校長、この道は今、海賊がいるため電気都市グループが道の閉鎖をしているのだそうです。でも、その海賊は対して強くはないので、グループの目を盗んで通ってはだめですか…?」
「ダメダメ!タダでさえ、スリエラと電気都市は仲が悪いのに、私たちがまた話をこじらせてしまえば、たちまち戦争がおこる。今の世の中、化学兵器だらけで恐ろしいからね」
 はふ~。ダメだ。私のような煩悩ではついていけなさそうだ…。
 この本を読んで勉強でもしとこ。
 今から5000年前は、魔物が数多く住み着き、人々が怯えて暮らしていたんだそう。それを見かねた王が、ひとりの魔術師に魔物を封印させた、というプディンバード校長の言っていたことは本当だった。
 詳しく言えば、5000年前に魔物たちの封印を破ったものがいたそうだ。ということは…。そうだ、5000年前の前にも魔物の封印を行っていたのだ。その本には、紀元前には最も多くの魔物がすみついていた、と記してある。
 最も恐ろしいことに、封印が解かれるごとに魔物が強くなっていくのだそうだ。その封印には副作用があった。それは、【魔物は封印するが、その条件に魔物が強くなっていく】というものだった―
2013年06月23日 10:03 |コメント|

思い返し

 
あの時の私の行動は正しかったのだろうか?

今思えば、私の軽率な行動であのような歴史上に残る事件が起きてしまったのだ
だが、プディンバード校長は言っていた。「時は来ていた」と。
 
2013年06月22日 20:50 |コメント|